2020/03/08 ライブ終了&今後のお知らせ🎉
こんにちは、Colorful Quartetの三上(Dr.)🥁です。
おととい2020/03/08、川崎ボトムズアップにてライブをおこなってきました!
当日のセットリストです🎵↓
1. クレヨンボール
(配信中!→クレヨンボール by Colorful Quartet)
2. ブルー
(デモ音源公開中!→https://youtu.be/28dE357z7Uc)
3. 虹歌橋
(デモ音源公開中!→https://youtu.be/D604UP1iZCw)
4. プリズム
5. グランシャリオ
6. E.G
(配信中!→E.G by Colorful Quartet)
Twitterを開いてもコロナ、TVを見てもコロナ、コロナコロナ、、、、とどんよりした空気が世界中に漂う中
わざわざ会場に足を運んでくださった方、会場には来れずとも応援してくださる方、そして共演者・スタッフの皆様、本当にありがとうございました!!!
また、終演時にお知らせさせていただきましたが今後のライブの日程がいくつか決定しました!🎉🎉🎉
4/17(金) @立川BABEL
5/5(火祝) @下北沢BREATH
6/28(日) @新宿MERRY-GO-ROUND(THE BARRELS様主催イベント)
是非スケジュール帳への記入を!!🙇🏻♂️🙇🏻♂️
ライブをするたび、いろんな方の言葉や応援が僕たちの励みになっているんだなあと感じます。
僕たちの演奏を楽しんでくださったり手を叩いてくださったり、そういったひとつひとつが本当に嬉しいです。
本当に、いつもありがとうございます。
写真だよ📸↓
…さて。
恒例の長話タイムです。ただ、あまり楽しい話ではないです。
以下はColorful Quartetとしての、というより僕個人としての気持ちです。
バンドのブログにつらつらとこんなことを書くべきなのか少し悩みましたが、今の自分を省み、次に進むために形に残しておこうと思います。
🍖🥁🍖🥁🍖🥁🍖🥁(肉とドラム)
先日田中(Ba.)がブログで言ってくれていたように(明日はライブ! - ColorfulQuartet)僕たちは昨年の11月からこの3月頭までを「準備期間」と位置付け、同期演奏の準備を進めてきました。(同期演奏とは簡単に言えば、いないパートをパソコンから流す形で補いながら演奏を行うことです。)
同期演奏を導入する予定だったのは「虹歌橋」「プリズム」「グランシャリオ」の3曲。
特に今回初めてお披露目することとなった「プリズム」「グランシャリオ」の2曲にはピアノのパートがあり🎹、僕たちはそれがこの2曲にとって必要不可欠だと考えています。
そのため同期演奏をするための諸々の準備ができていない前回までのライブではこの2曲をお披露目することができませんでした。
今回新たに同期演奏でパートを増やし、初めてこの2曲がちゃんとした形で演奏可能になったわけです。
しかしながら、本番前のリハーサルにてパソコン側に用意しておいたピアノ音源がステージのスピーカーから流れないというトラブルが発生しました。
練習で遭遇したことのないトラブル、僕たちは相当焦りました。
これはあとでわかったことですが、練習時に利用させていただいていたリハーサルスタジオのスピーカーの仕様とライブハウスのスピーカーの仕様が異なっていたことにより、「設定が不完全なのに練習の時はたまたま音が鳴らせてしまっていた」ことが原因だったようです。
結果、本来リハーサルの待ち時間は10分であるのにもかかわらず25分間音が出るか出ないかの試行錯誤を繰り返すことになりました。あとには他のバンドのリハーサルも控えているのでこれは本来あってはならないことです。
リハの時間を延長させご迷惑をかけているのにもかかわらずスタッフの方々は快くご協力してくださり(本当にありがとうございます)、最終的には音を出すことに成功しました。
しかしながら、その方法は応急処置的なものであり実際に演奏を行う上ではある問題を残していました。
それは、クリックが聴けないということです。
クリックとは、簡単にいえば一定のテンポで鳴り続けるメトロノームのことです。
僕たちのバンド演奏のテンポが速くなったり遅くなったりしてしまうと、パソコン側に用意しておいた音源とタイミングがずれてしまいます。
それを防ぐためにクリック(メトロノーム)を使うわけですが、今回はそれが使えないことになりました。
音は流せてもタイミングが合わせられない。
致命的です。
僕は一瞬同期演奏を、つまりピアノを入れることを諦めることを考えました。パソコンを抜いた3人の間であればタイミングがずれることは絶対になく、完奏できる自信があったからです。
でも、この数ヶ月、いや作詞作曲を含めれば数年、3人で作り上げてきたものをぜっっっっっったいに無駄にしたくない、その想いが僕の中であまりにも大きくありました。
そこで、クリックは聴けずとも「ピアノ音源のタイミングに僕たちが気合いで合わせにいく」という方法をとりました。
とはいえその方法にも問題があります。
ピアノパートが鳴り続けている間はみんなでそれを聴いてタイミングを合わせればいいですが、長めの時間ピアノがお休みしている間は何にタイミングを合わせたらいいかわからず空中分解をしてしまうからです。
僕はその問題を解決するために「本来ピアノがお休みしている部分に新たにピアノを付け足す」、
言いかえれば編曲をその場でやり直して音源を作り直すことを2曲の作編曲者である吉瀬(Gt.)に提案しました。
もう、滅茶苦茶な提案だと思います。
ただ、こんなこと言って違ったらぶっ飛ばされものですが、吉瀬も、そして田中も、絶対にピアノありでこの2曲を披露したいと思っていた、と思います。
だからこそ、2人ともこの無茶な提案を受け入れてくれたんだと思います。
吉瀬は快く取り組んでくれました。
自分たちのリハが終了してから(とはいえピアノの音が出るよう試行錯誤して終わってしまいましたが)自分たちの出番が来るまで3時間もない中で、本当に、本当に素敵なピアノ音源を新たに作ってくれました。
田中も吉瀬が音源作りに集中できるよう全力を尽くしてくれました。
2人には本当に感謝しかない。ありがとう。
そして迎えた本番、僕たちは今まで合わせたことのない音源と、クリックなしというやったことのないやり方でなんとか全曲完奏させることができました(やや事故りましたが…)。
いつもは緊張しまくる僕ですが、この日ばかりはもはや緊張する暇もありませんでした。
ピアノとずれずに完奏することに滅茶苦茶神経を使っていたのと同時に、リハで全体のバランス調整ができなかった分いろいろなことがかなり探り探りでした(他の2人もそうだったらしいです)。
…怒涛のようなリハ〜本番直前、そしてとりあえず形にすることに集中していたらすーっと過ぎ去っていた本番。
アドレナリン一つで体力と精神力をもたせていたのでしょう、ステージが終わった瞬間一気に疲労感に襲われました。
本当は来てくださった方や共演者の方々といろいろお話ししたかったのに、全く人と話す気になれませんでした。自分の人としての余裕のなさがとても不甲斐ない。
そしてじわじわとこみ上げてくる悔しさ。
今日という初披露の日に向けてこれまで3人で作り上げてきたものを全て出しきれなかったということが、あまりにも「完奏する」ことに集中力を割いてしまったことが、僕の中でもくもくと黒い雲となって膨らんで胸を圧迫してきました。
帰りは都合により他の2人とは別れ1人で帰ったのですがその帰り道は頭と体が全部黒い雲に覆われたような感じで、とてもつらかった。
あんなに頑張ってきたのになんで、という想いと、そればっかに心と体が囚われてしまっている自分の小ささへの嫌悪感と…。
ライブハウスを出る間際、店長さんに「全力を尽くしていても今後も必ずこういったトラブルはある。ただ、そういったトラブルに見舞われたときに逃げるのではなくてやれるだけ全力でやってみるということが大切。今回は大変だったけど最後まで諦めず頑張っていてよかった。今後も前を向いて頑張ってほしい。」という旨のお言葉をいただきました。
その言葉をかけていただいた瞬間は自分自身咀嚼する余裕はなかったのですが、時間がやや経って今、本当にその通りだと思っています。
不甲斐ない僕、今それが全て。
僕には、いや、僕たちにはやりたいことがある。つくりたいものがある。表現したいことがある。
だからこそ、そのためにただひたすら前に進んでいくしかないんだ、そう強く思いました。
正直今回のトラブルは不可避なものだったと思います。今までの練習・準備の日々を振り返ってみても、今回のトラブルを事前に予想して対策を講じることは不可能だったと思います。
そのある意味"仕方ない"トラブルが起こってしまった中で、僕たちはできることを精一杯したと思います。そして、この経験はきっとこれからの僕たちにとって大きな自信になると思います。
2020年1発目のライブから大変でしたが、これは今年僕たちが大躍進を遂げる前触れかもしれませんね……!!!
やりたいこと、表現したいことをこれからも全力で追求していきたい。改めてそう感じています。
成長を続けていく僕たちColorful Quartetを、これからも見守ってくださると嬉しいです。
それではまた、お会いしましょう!!
よく喋る三上でした!!!
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余談。
今回吉瀬が新たに作ってくれたピアノ音源、とてつもなくいいねとメンバーで話しています。
僕たちの曲がさらに良くなる新たな可能性を、この土壇場で吉瀬が作ってくれました。
僕たちはまだまだ先にいける、そんな風に思っています。