Colorful Quartet

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Colorful Quartetのライブ情報とメンバーブログです!

虹歌橋🌈 のおはなし。

 

 

こんにちは。Colorful Quartetの吉瀬(Gt)です。

 

 

今回は、次の11/30川崎BOTTOMS UPでのライブで初公開する新曲「虹歌橋(こうかきょう)」のおはなしです。

 

この曲は僕吉瀬が作詞作曲、田中(Ba)がバンド編曲をしてくれました。

いまはまだ僕が書いていますが、後半は田中にもバトンタッチする予定なので、多分長くなります…毎度ごめんなさいね…。お布団の準備はいいですか?

 

 

 

この曲は去年の10月頃、悶々と悩み事をした末に書いた曲です。

 

 

僕は持ち前の共感能力で割と色々な友人の話の聞き役というか、相談される役になることが多いのですが、

これまでに何度か、生きるのが辛くなるほど苦しんでいる友人の話し相手にもなっていたことがありました。去年の10月頃もそうです。

 

彼らは話を聞いてくれる人が欲しかっただけなんだろうなあと思います。それで僕も話を聞いていました。僕だってそうだったこともあったので。

 

そうしていたら僕まで気持ちが病んできてしまったんですよね。僕は自分が辛かった日々を抜け出したいと願って、たくさんの出会いを経て実際に抜け出して、今ここにいるけれど、そして同じように抜け出したいと思っているなら一緒に行こうぜって手を伸ばせるけれど。

 

僕自身もまだ迷っているところなのかもしれないな、と思いました。彼らは多分僕の手をとる気は無くて、ただ今は悲しんでいたくて聞いてほしいだけなんだ。そして僕はそれに自分を重ねてしまうから。でも今は出会ってきたみんなが待ってるから、僕はちゃんとその手を取っていきたいから、立ち止まったりしている場合じゃない。だからもう行かなきゃなと。

 

雨上がりに光が射して虹が架かること、僕自身が見た光のことや今手にした音楽という力のこと。僕自身は力になれなくても、雲の隙間から外を見る力にこの歌が少しでもなってくれればいいなと。

 

 

彼らに向けて、と同時に今日はそんなことを思ったよ、というのを未来の自分に話すような気持ちで、歌詞を繋げてメロディーをつけるまでを一気にやりました。

 

余談ですが、その時バンドメンバーに聴かせるために作ったデモ音源(僕の歌とギターコードのみのもの)の最初のカウントの時に、側に置いていたwindowsのパソコンの通知音が入ってしまったせいで、windowsの通知音を聞くと結構な割合で一人は虹歌橋を歌い出したりします。笑

 

 

そんなこんなで歌詞とコードとメロディーまで決まったこの曲でしたが、バンドアレンジをする気力は吉瀬にはもう残っておらず…。ど、どうしたらいいの…?

 

た、たすけてっ、鯛長さあああああああん!!!!

↓↓(こんな繋ぎでいいのか…?)↓↓

 

 

 

 

 

はい!!!!助けます!!!鯛長だよ!!!!!─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ 

 

ということで書き手は変わりまして鯛長ことあたくし田中(Ba)がお送りしますよ。

 

吉瀬からデモ音源が来て、同時に「バンドアレンジは出来ない」と聞いていましたが、あたすは割と最初から「バンドアレンジできるんでない?」と思ってました。

 

助けるというよりは、デモの段階で大好きな曲だし、バンドアレンジも出来そうだし、私にやらせてよ〜くらいのノリです。

 

その後バンドアレンジするにあたって吉瀬から虹歌橋を作った経緯を聞き、いろいろと考えながら作っていきました。

 

曲全体としては、「前に進む意思を持っているし、実際進んでいくが、どこか後ろを気にしている」雰囲気を意識しました。

 

最初は吉瀬1人の弾き語りで始まります。ここは吉瀬が1人で友人に「ごめんね、本当はね」と語りかけてるイメージです。

その後サビの直前になって突然ベースとドラムが現れて、サビは3人で演奏し始めます。

サビの歌詞は「さよなら、僕は行くよ」で始まります。この「前に進む吉瀬と肩を並べて同じ方向に進んでいくのが私達(バンドメンバー)だ」という想いを込めて全員で演奏する譜面にしました。

 

前に進みつつも後ろを気にしてるこの歌の雰囲気が出ればいいなと思い、サビの後の間奏からドラムの規則的な裏拍が目立つフレーズが増えてきます。

 

また2番のはじめは歌詞に「メーデー」とあります。

メーデーとは似て非なるものになりますが、この部分のギターパートをモールス信号にしました。

もちろん「ぽいもの」じゃなくて本当にモールス信号として通じる(はずの)ものになってます🙆‍♀️

意味が気になる方がいれば調べてみてくださいね!💃

 

私が作曲した曲はまだお披露目できてませんが、やはり自分がベース弾きだからかベースパートがうるさい曲が多い気がして、この曲では出来るだけベースはシンプルにと意識して作ったりもしました。

ライブで気にして聴いてみてください笑

 

 

 

ここで私も1つ余談ですが、

今回のライブでは当初虹歌橋とは違うオリジナル曲を披露する予定でした。しかし4ピース編成の曲を3ピースで披露するにあたってなかなか思い通りに表現出来ず、曲を変える事にしました。

三上が「俺あの曲がいいと思うんだよね」と言った直後に、そこにあったPCからWindowsの通知音が鳴り、誰からともなく虹歌橋を歌い出しました。

実はその時三上は虹歌橋とは違う曲を提案しようとしていたそうですが、こんな流れで虹歌橋を演奏する事にしました。笑

 

 

お布団の中でここまでしっかり読んでくれた方は、もう虹歌橋がどんな歌か気になって気になって仕方がない事と思います!

 

そんな虹歌橋を川崎 BOTTOMS UPにて2019/11/30(土)に演奏しますよん!

16:30開場 17:00開演で、私達Colorful Quartetの出番は20:20頃の予定です!!

これは観に行くしかないですね!!!!

 

長い記事読んでくれてありがとうございました!!

 

 

そして以下 虹歌橋の歌詞です!!

 

虹歌橋

作詞作曲:吉瀬新生

編曲:田中沙帆

 

 

ごめんね ほんとうはね
こんなに弱い僕だ
あなたの降らせた雨を
晴らすすべもない

 

きっとね あなたは今
塞いでんだ 黒い雲で
ぎゅっと目を瞑って
また滴を数えて

 

さよなら 僕はゆくよ
まだ行きたい場所があるから
まだ出会いたいひとがいるから

 

さよなら もしもいつか
また照らされる日が来たなら
その時はきっとまた会おう 

 


僕じゃない光なんだ
掠れたメーデーが待つのは
もう少し先へゆけば
なにか解るのかな

 

こんなに胸が痛いのは
映る僕が居たから
ただひとりで居たくないから

 

それすら歌って放つのは
僕じゃない光になるから
ただ揺るぎない橋になるから

 


さよなら 僕はゆくよ

 

さよなら 僕はゆくよ
今僕を呼ぶあの光と
ただ真っ直ぐなこの道を

 

また会おう 見つけてくれ
いつでも一つだけ一緒に居よう
いつか辿った先 待ち合わせよう

 

このうたを置いてゆくから
どこまでも連れてゆくから